見ごろでした。
いつも、いつも私を助けてくれる友人に誘われ
紅葉を見に出かけました。
本物に勝るものはないけれど、目をみはる
美しさでした。
一本車線のそこに続く道は、夏の豪雨のその
影響でいろんなころで路肩が崩れ
2、3日前まで通行止めでした。
紅葉に合わせて一応普及したらしいけれど
路肩にはまだシートがかけられています。
自然ねの猛威に人間が勝てる余地はありません
。
だけど美しさに引っ張り寄せられるように、
少しずつ進みながら、
その脅威だった自然が今は両手を大きく広げて
私たちを包みこむように迎えてくれました。
冬には大雪に覆いつくされ車も入れなくなります。
いちど雪に埋まったホテルで静まりかえった
風景を眺めてみたいなんて、時々思ったりすることがあります。
帰り道、やまの頂上は鹿に食いつくされて
山肌が見える場所もありました。
人間がいかに知恵をだしあい、対策を練っても
厳しい自然界で生きている物には勝てないんだなぁと思いました。
だって、このきれいな地球上は人間だけのもの
じゃないから。