まだまだこの田舎では子供があとを守ってくれる。
一生懸命働いて、あとは自分がうまれ育ったここに帰ってゆっくり命のせんたくをしながら
好きなように生きてくれたらいい。
なんて思っていたのは、昭和うまれの
愚かな親だけだったみたいです。
田舎では土地や山々に植えられた立派な木も
値うちがなく、
若者いわく負の遺産らしい。
こんな言葉さえ、私には理解できないし、
しようとも思わない。
逆にすごい値がつき、どんどんいろんなものが
売れたりしたら跡継ぎをめぐってけんかになったりするんかしら。
お金の値うちだけで、生まれ育った、思いがいっぱいつまった場所を負と言われた親は
しばらく立ち直れない。